自律神経

便秘解消と骨盤底筋

●便秘解消エクササイズには、骨盤底筋エクササイズ?
骨盤底筋エクササイズはテレビでも取り上げられることが多くなりましたが…
骨盤底筋を鍛えるとなぜ便秘を解消することに繋がるのが、理由をご説明します。

・便の通り道が塞がれていると、便秘になってしまう
様々な原因で起こる便秘。
この便秘の原因の一つに、便の通り道が何らかの原因で通りにくくなってしまうことがあります。
主な原因として考えられているのが、筋力不足によるもの。
筋力が不足しているため、力んでも上手く力めず、便秘になってしまうのです。
上手く力めるようになる為に鍛えるべきなのは、腹筋や骨盤底筋。
特に骨盤底筋は、腸と肛門を繋ぐ非常に大切な筋肉になりますので、キチンと鍛える必要があります。

・便の通り道が塞がれてしまうもう一つの理由
便の通り道が塞がれてしまう主な原因としてもう一つ、“便意を我慢しすぎること”があげられます。
筋力は備わっているのに、便意を我慢しすぎて筋肉が緊張状態になってしまい、便秘になってしまうのです。
一度筋肉が緊張状態になると、筋肉を緩めるために、部分的なエクササイズを行う必要があります。
それが、骨盤底筋エクササイズです。

●骨盤底筋エクササイズの方法
骨盤底筋を効率よく鍛えるためには、これらの方法を行うと良いでしょう。

・タオルを使った骨盤底筋エクササイズ
1、バスタオルを用意し、畳みます。
2、畳んだバスタオルを両膝の間にはさみ、仰向けに寝転がりましょう。
3、足は体育座りのように、膝を立てておきます。
4、そのまま腰だけ浮かしていき、可能であれば足の裏と肩甲骨から上の部分のみで体を支えましょう。
 (腰が上がる所までで大丈夫です、タオルを落とさない様にしてください)
5、腰が上がりきったら、そのまま10秒キープします。
 必ず呼吸をしながら、無理のない範囲で行いましょう。
6、腰をゆっくりと下ろしていき、3の体勢に戻ります。
7、1~6を、10回繰り返しましょう。