自律神経

痙攣性の便秘解消法

●痙攣性便秘とは?
痙攣性便秘は、何らかの原因によって大腸が必要以上に働いてしまい、痙攣を起こした結果起こる便秘です。
主にストレスや自律神経の乱れなど、心因性によるものが原因と考えられています。
症状としては便秘の他にも、下痢が止まらなくなる等、その時によって症状が変わります。
下痢と便秘を併発する方が多く、激しい下痢と便秘を交互に繰り返すなどの症状が表れるでしょう。
便秘の便が出る際は、固くウサギのフンのような便が出てくるのも特徴の一つです。
また、下腹部に便意を催すような強い痛みを感じることもあります。
この下腹部痛は食後に多く表れ、人によっては、胃が食べ物を消化している数十分間、ずっと痛み続けることがあります。

●痙攣性便秘の原因と解消方法は何?
痙攣性便秘の原因は心因性によるものの他にも、
・食物繊維や水分の過剰摂取
・下剤や便秘薬の誤った服用
これらが原因になり、一時的に発症することが考えられます。
この二つが原因の場合は、時間を置くことで腸の痙攣が治まり、症状が落ち着くことが多いでしょう。

●痙攣性便秘の解消方法は?
心因性による痙攣性便秘を解消する方法は、これらが効果的と考えられています。

・ストレスを解消する方法を見つける
ストレスを解消する方法を見つけ、ストレスを溜めない様にすることで腸の痙攣が治まりやすくなります。
趣味や適度な運動、食事…些細なことで構いませんので、ストレス発散方法を見つけましょう。
また、極度の緊張状態におかれると痙攣を発症しやすくなりますので…
出来るだけリラックスした環境に居ることも大切です。

・睡眠をキチンと取る
睡眠不足になると、自律神経が乱れやすくなる為、痙攣性便秘を引き起こしやすくなります。
睡眠時間をキチンと取り、温かくして眠りましょう。
また眠る際には出来るだけ周りを暗くすることで、深い眠りにつくことが出来ます。
深く眠ることで自律神経のみではなく、精神も安定しやすくなりますので、腸の痙攣を抑える効果がありますよ。